酒造りをIoTでトータルにサポートする「もろみ日誌クラウド」は、2024年12月付でアップデートをおこないました。最新バージョンではお客様からのヒアリングをもとに、きめ細かな部分にこだわった使い勝手の向上や新たな機能も追加しています。今回のアップデートで特に目玉の機能について以下にご紹介していますので、もろみ日誌クラウドをすでにお使いのお客様も、これから導入をご検討中のお客様も、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
目次
もろみ日誌クラウドは酒造りの温度管理にかかる手間を自動化で削減、酒質維持や作業効率化をサポートするシステムです。
【主な機能】
もろみ日誌クラウドは、品温を10分ごとに自動計測し記録します。これとは別に、アプリで遠隔の品温を計測するワンショット計測にも対応しています。これまではグラフ表示画面を開き[計測]をタップする必要がありましたが、今回のアップデートで起動後に表示されるモニタリング画面でのワンショット計測が可能になりました。もろみの今の品温を確認したい、といったときに便利です。
もろみ日誌クラウドは、品温管理盤などの温調器に変換器を追加すれば、遠隔からのモニタリングや設定温度の変更がおこなえます。計測を開始していなくても温度の確認や制御ができるので、貯蔵タンクの温度管理などに有効な機能です。今回のアップデートでは、さらにそのそきの温度をワンショット計測することが可能に。リアルタイムの温度確認で、安心して設定温度の変更を実行できます。
もろみ製造帳の作成にかかる労力を削減する「仕込配合表」。今回のアップデートでは、仕込配合を年度ごとに管理できるようになりました。
もろみ製造帳へは、酒造年度と記号が一致しているデータを適用します。今年度のデータが登録されていれば◯と表示されます。変更画面を開くと、過去データを含めた参照や編集などがおこなえます。データ追加時は、前年度の配合表をもとに簡単登録、作成できます。
その他にも、アプリが使いやすくなるように細かな修正をおこなっています。
今回もろみ日誌クラウドの一部機能をご覧になり、実際のアプリ画面をみてみたい…と興味をもたれましたら、デモを交えてのご紹介も可能です。
製品貸し出しのご相談も受け付けていますので、使ってみないと使い勝手やメリットがわからないという方もお気軽にお問い合わせください。