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【Wi-SUN USBアダプターTips】Node-REDでスマートメーターの電力測定値を取得

2023.07.14

Wi-SUN USBアダプター「RS-WSUHA-P」について

Wi-SUN USBアダプター「RS-WSUHA-P」は、パソコンやゲートウェイなどのUSBポートに差し込み、Wi-SUN通信機能を追加できるUSBドングルタイプのWi-SUNインターフェイスです。

本製品はBルートに対応しており、パソコンを使ってスマートメーターと通信することが可能です。
RS-WSUHA-Pを使えば、PCから自作のプログラムを使ってBルート経由でスマートメーターのデータをリアルタイムで取得できます。

 
当社直販サイトや通販サイトで2023年6月中旬より受注を開始、1台から注文できる手軽さからWi-SUN通信を使ったサービスに関心のある法人および個人のお客様にお求めいただいています。今回提供を開始したダウンロード資料は視覚的でわかりやすいNode-REDを使い、スマートメーターの専門知識を持たなくても電力の表示までできるようにまとめています。

Bルートプログラミングに必要なもの

  1. Windows PC(資料ではWindows 11で説明しています)
  2. Wi-SUN USB アダプター RS-WSUHA-P
  3. 電力会社が発行したBルート認証IDとパスワードの入手

 
まずは、RS-WSUHA-Pのセットアップをおこないます。スタートガイドでは、本製品をPCに接続し、COMポートに割り当ててシリアル通信ソフトウェア(Tera Term)で通信テストするまでを説明しています。

(プログラミング資料とまとめてダウンロードできます)

Node-REDでプログラミング

Node-REDはIoTやWeb分野でよく使われている開発ツールです。ブラウザベースのエディタを使って、パレットに並ぶノードを結んでフローを作成します。視覚的で流れが直感的にわかるので、プログラミングに馴染みのない方にもはじめていただきやすくおすすめです。

ダウンロード資料では、Node.jsのインストールではじまり、スマートメーターとシリアル接続して電力測定値を取得するまでを説明しています。以下が資料で紹介している手順となります。
 

  1. Node.js公式サイトから必要なファイルをダウンロードしインストール
  2. シリアル入出力(serialport)ノードのインストール
  3. グラフ表示(dashboard)ノードのインストール
  4. RS-WSUHA-Pファームウェアのバージョンを取得
  5. Bルート認証IDとパスワードを変数に保存
  6. スマートメーターから電力測定値を取得するまでのWi-SUNコマンドのノード追加

(スタートガイドとまとめてダウンロードできます)

 

Pythonプログラミングも公開中

開発者向けブログ「e2e store ブログ」では、人気のプログラミング言語Pythonを使ったデータ取得を紹介しています。ぜひ、こちらもあわせてご確認ください。


スマートメータからWi-SUN Bルートで電力量を知る【e2e store ブログへ】

Wi-SUNアダプター関連リンク

法人のお客様だけでなく、消費電力の可視化や節電に興味のある個人のお客様もぜひBルートでの通信にチャレンジいただけますと幸いです。製品ページから直販サイトへのリンクもあります。