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温湿度をビーコンで取得!温湿度計 RS-BTTHM1 に対応ゲートウェイ追加&フォーマット資料提供

2023.06.20

温湿度のセンシング、モニタリングは、品質管理、熱中症対策など安全性確保、室内環境の改善、温度管理による節電など、幅広い業界で需要が高い案件となっています。

スマート温湿度計とは


スマート温湿度計 RS-BTTHM1 は、モニターに温湿度の計測値と時刻を表示、本体にログを記録し、ロガーとして活用可能な温湿度計です。この製品はBluetooth Low Energy アドバタイズにて温湿度データを発信する仕組みも搭載しており、ゲートウェイを使って安定的にデータを取得することも可能なセンサーデバイスです。

 

京セラ様ビーコン対応GPSトラッカーGWに対応

この度、本製品が京セラ様ビーコン対応GPSトラッカーGWの対応センサーとなりましましたことをお知らせします。ビーコン対応GPSトラッカーGWは位置情報を把握可能なゲートウェイで、センサーと組み合わせた遠隔モニタリングやデータ分析に活用されています。

ビーコン対応GPSトラッカーGW の情報をみる製品情報へ

定期的に発信されるアドバタイズデータを取得

すでにIoT環境を構築されている場合は、お客様自身でシステムにRS-BTTHM1を組み込みんでお使いいただくことも可能です。RS-BTTHM1アドバタイズデータのフォーマットをダウンロード提供しています。

当社用例:スマートリモコンと連携、家電操作を実行

スマートリモコンはWi-Fi経由でクラウドに接続し、赤外線を発信して家電を操作するデバイスです。当社のsmalia(スマリア)スマートリモコンを使ったコントロール方法には、スマホアプリやスマートスピーカー、クラウドからの自動コントロールなどがあります。

 

スマートリモコンにはBLE/Wi-Fiゲートウェイ機能があり、対応機器のアドバタイズ信号をファームウェアとクラウドで処理しています。デバイス連携により、以下のようなサービスとして提供します。

 

  1. スマート温湿度計(RS-BTTHM1)から温湿度を取得し、指定以上の温度でエアコンを稼働
  2. 環境センサー(RS-BTEVS1)からCO2濃度を取得し、指定以上の間は換気モードに切り替え
  3. 1週間分の温湿度、CO2濃度をクラウドに記録し、アプリ上でグラフを表示
  4. 開閉センサー(RS-BTDS1)で開閉されたことを取得し、スマホにプッシュ通知
  5. スマートボタン(RS-SCBTN)が押されたことを取得し、設定済みの家電操作を実行
  6. スマートロック(Qrio Lock Q-SL2)が開いたことを取得し、照明やエアコンを自動操作

 

スマート温湿度計RS-BTTHM1は、市販にて提供しています。


Amazon楽天市場Yahoo! 直販サイトにて1台から販売中)

 

計測された温湿度は定期的にスマートリモコンを経由し、AWSクラウドで保存などの処理がおこなわれます。例えば以下のような運用が可能です。
 

  • 温度が設定範囲を超えると、エアコンをつける
  • 湿度が設定値を超えると、除湿モードにする
  • 遠隔から直近の温湿度を確認する
  • 1週間の温湿度グラフを、アプリで確認する
  • 朝が指定温度以下の時のみ暖房をつける(実行する時間帯を指定できる)

 
といった、さまざまな使い方の提案が可能となっています。

当社のアドバタイズ対応製品

本サイトでは、スマートリモコン連携デバイスとして紹介した、さまざま製品のアドバタイズデータフォーマットを提供しています。ニーズに合わせて検討ください。


スマート温度計
RS-BTTHM1
(温湿度)


BLEワットチェッカー
RS-BTWATTCH2
(消費電力、電流、電圧)


BLE環境センサー
RS-BTEVS1
(CO2、PM、温湿度)


開閉センサー
RS-BTDS1
(開閉の変化)


スマートボタン
RS-SCBTN
(ボタンプッシュ)

AWSクラウドを自前で構築できる資料を提供中

本製品を使ってこれからAWSを使ったDIYに挑戦する方向けに、AWS(Amazon Web Services)へのアップロード方法を1冊にまとめた「BLE Gatewayサービス構築ガイド」を無償でダウンロード提供中。本ガイドではAWSの登録手順やゲートウェイの設定ポイントを解説し、「ゲートウェイからのデータをAWSで受信してセンサーの計測値をログで出力する」までを自前でおこなっていただける構成としています。
 
📌【AWSクラウドIoT活用入門】G1ゲートウェイとBLEセンサーでオリジナルサービスをDIY