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夏に向けて適切な換気で快適と節電を両立、空気質をCO2センサーで可視化

2023.05.18

総合的な空気の質をCO2濃度で可視化、換気で快適性アップ

新型コロナがインフルエンザと同じ5類に引き下げられ、オフィスや街には人が戻っています。

これまで新型コロナ向けに実施されてきた基本的な感染症対策は、今後の感染リスクを下げる効果が見込めます。無理のない対策を継続しておこなうことで、安心して働き、学び、過ごせる環境づくりをしませんか。
 
ウィズコロナ期には、CO2濃度が換気の目安とされてきました。
一方2020年より前から、CO2濃度は室内空気質をコントロールする換気の指標のひとつとされてきました。
 
たとえばCO2濃度が高い環境では、知的労働者の集中力や思考などが低下し業務の質が下がったという研究結果(※1)があります。換気などでCO2濃度を下げ、空気質を向上することが、働きやすい職場づくりにつながります。
 
※1 ハーバード大学公衆衛生大学院による(オフィスの空気が淀んでいると仕事の生産性が低下する(Harbard Business Review)

 
空気の質を良好に保つことは、健康と幸福につながるウェルビーイング(Well-being)でも注目されています。
「空気環境に関する建築物環境衛生管理基準」では、以下とされています。

  • 二酸化炭素の含有率 1000 ppm以下
  • 温度 17℃以上28℃以下
  • 相対湿度 40%以上70%以下

外気のCO2濃度は400 ppmほどです。1000 ppm以下で問題はないとした上で、「800 ppm 未満の濃度領域で、CO2濃度の減少とともにシックビルディング症候群(SBS)症状のリスクが減少」(※2)との報告もあります。まずは環境センサーを使って空気質を可視化し、現状の室内環境の把握からはじめましょう。

※2 公益社団法人 空気調和・衛生工学会「室内空気質のための必要換気量」参考文献より

節電にもつながる取り組みで一石二鳥

CO2濃度が高くなったときは、換気をするのが有効です。夏は窓を閉め切った状態でエアコンをつけることが多く、適度な換気の判断が難しい季節。空気質が低下したらすぐに気づけるよう、オフィスのデスクや会議室など、人が集まる身近な場所に環境センサーをおけば、空気質の常時監視がおこなえます。
 
CO2濃度を目安に、たとえば800ppmで窓を開け、500ppmまで下がったら窓を閉める、といった効率的な運用が可能です。
 
扇風機と組み合わせれば、短時間の換気で室内の空気を入れ替えることができます。10分間窓を開けて換気、など画一的な換気指標ではなく、適切なタイミングを知ることは節電、ひいてはCO2排出量の削減にもつながります。CO2削減の目標値を定めた補助金制度に活用してはいかがでしょうか。

【6月末提供予定】Windows PCでまとめて表示、空気質の低下も見える化

当社製のWi-Fi CO2センサー「RS-WFCO2」はCO2濃度と温湿度を可視化できるアイテムです。当社が提供する標準アプリを使えば、本体購入後は月額使用料0円で継続的に計測と自動記録がおこなえます。
 
2023年6月末、従来のスマホ用アプリに加えて、Windows PC用アプリの提供も開始予定です。最大10箇所のCO2濃度と温湿度を表示でき、オフィスや施設内のさまざまな場所のCO2濃度を常時表示することで、意識的に換気に取り込むこともできるでしょう。

今夏、空調と換気のバランスで快適性と節電を両立する手軽なアイテム、CO2センサーを導入してみませんか。

【おしらせ】「レバウェル看護」で紹介いただきました!

「レバウェル看護」運営の看護師さん向けお役立ち情報に、患者さんも安心してお過ごしいただける感染防止対策アイテムとして、CO2センサー「RS-WFCO2」が紹介されました。