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Bluetooth環境センサー「RS-BTEVS1」は、1台でCO2濃度、浮遊粉じん(PM1/2.5/4/10)、温度、湿度が計測できるセンサーデバイスです。この度、このセンサーをお客様のシステムに組み込める、アドバタイズデータフォーマットのダウンロード提供を開始しました。
本製品は決まったフォーマットのデータを、1分間隔でアドバタイズ発信しています。ホストデバイスから接続(GATT接続)する手続きが不要なアドバタイズ通信でのデータ取得は、コネクションレスなので安定性が高い方式です。
アドバタイズデータの取得は、ペアリングなどの手続きなしにデータの取り出しをおこないます。そのため、スマホ画面に計測値やメッセージを表示したり、ゲートウェイ経由でクラウドにアップロードするなどの処理を、安定的におこなうことができます。
複数センサーのデータを受信し、計測データを集約して可視化するシステムにも向いています。
アドバタイズ通信ではデバイスが発信し続けるデータを、受信側が定期的にスキャンして受け取ります。常時受信ではなく、デバイス側から通知があったときのみデータを受け取りたい場合は、BLEで接続して通信をおこなう必要があります。本製品はスマホがGATT接続している状態でもアドバタイズを出し続けますので、これらを組み合わせたシステム構築もおこなえます。また、ご要望に応じて2台目以降のスマホに接続を許可することも可能です。
このようなBLE接続での通信が可能なGATTサービス仕様書の提供はご相談に応じます。興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
RS-BTEVS1はスマートフォンとBluetooth接続し、当社提供アプリ「エアミル2B」(iOS/Androidに対応)を使って計測値の確認やグラフ表示、ログのダウンロードがおこなえる製品です。
プログラム組み込み前に計測値を確認したい、動作テストをおこないたいなど、検討段階のデモ機材としてぜひご活用ください。
※本製品は主要家電量販店や直販サイト(ラトックプレミア楽天市場店等)でもお求めいただけます
本製品はファームウェアv1.2.1以降で、GATT通信とアドバタイズ通信の両方に対応します。お手元の製品のファームウェアが古い場合は、エアミル2Bアプリを使ってファームウェアのアップデートをおこなってください。
スマートリモコンはWi-Fi経由でクラウドに接続し、赤外線を発信して家電を操作するデバイスです。当社のsmalia(スマリア)スマートリモコンを使ったコントロール方法には、スマホアプリやスマートスピーカー、クラウドからの自動コントロールなどがあります。
スマートリモコンにはBLE/Wi-Fiゲートウェイ機能があり、対応機器のアドバタイズ信号をファームウェアとクラウドで処理しています。デバイス連携により、以下のようなサービスとして提供します。
Bluetooth環境センサーRS-BTEVS1は、市販にて提供しています。
計測された空気質データは定期的にスマートリモコンを経由し、AWSクラウドで保存などの処理がおこなわれます。例えば以下のような運用が可能です。
といった、さまざまな使い方の提案が可能となっています。
当社からは、以下製品のデータフォーマットを提供しています。計測項目や設置場所など、ニーズに合わせて検討ください。
スマートボタン
RS-SCBTN2
(ボタンプッシュ)
本製品を使ってこれからAWSを使ったDIYに挑戦する方向けに、AWS(Amazon Web Services)へのアップロード方法を1冊にまとめた「BLE Gatewayサービス構築ガイド」を無償でダウンロード提供中。本ガイドではAWSの登録手順やゲートウェイの設定ポイントを解説し、「ゲートウェイからのデータをAWSで受信してセンサーの計測値をログで出力する」までを自前でおこなっていただける構成としています。
📌【AWSクラウドIoT活用入門】G1ゲートウェイとBLEセンサーでオリジナルサービスをDIY
● 「CO2センサー/環境センサー」法人様向け情報(ラインナップ、採用実績など紹介)
● Bluetooth環境センサーの製品情報(製品仕様など)
● 環境センサーカタログ一覧
● アドバタイズフォーマット資料ダウンロード