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感染症は流行と収束を繰り返します。新型コロナはインフルエンザと同じ5類に引き下げられましたが、陽性となった場合は一定期間の自宅療養が求められるため、オフィス・学校など人の集まりやすいところで感染が広がると、社会活動や学業への影響が懸念されます。また、病院や高齢者施設など重症化リスクの高い方が多い場所も、引き続き感染者を増やさない取り組みが必要とされています。
療養期間の目安は各自治体からアナウンスされていますが、おおむね発症翌日から5日間、症状が残る場合は軽快して24時間程度、外出を控えることが推奨されています。
一方、マスクや体温計測など、これまで対策とされてきた行動をとるかどうかは個人の判断にまかされています。在室者に負担をかけず取り組める拡大防止対策として、換気の促進が見直されています。
🔗 新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について(厚生労働省)
コロナ禍以降、感染拡大を防止する対策のひとつとしてあげられてきたのが換気です。
渦中は厚生労働省の推奨もあり、多くの飲食店などでCO2センサーが設置されていました。
しかしながら「CO2濃度を表示しても換気のタイミングがわからない」「人が少なくても値が高くなることがあり精度が疑問」などの理由で設置をやめてしまったという方もおられるようです。
Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2は、光音響NDIR方式の高精度CO2センサーを搭載。本製品は換気のおしらせ機能を盛り込んだサービスや空調との連携など法人向けソリューションで採用いただいています。
精度の高いNDIR方式採用のCO2センサーは、モジュールだけで数千円程度と高価です。そんな中、クラウド接続までできるRS-WFCO2が2023年6月15日(木)より価格改定しました。標準価格(税別)を15,800円から10,800円に値下げを断行、直販サイトではお手頃価格で入手可能に。以下のページよりご確認いただけます。
本製品はWi-Fiに接続して、1分間隔の計測値をクラウドに送信しています。2023年6月30日(金)より無償提供を開始した Air Quality Viewer は、複数台のRS-WFCO2で取得したCO2濃度や温度、湿度をクラウドから取得し、Windows パソコンの画面に一括表示するアプリです。
スマホ(iOS/Android)用アプリ「エアミル2W」を提供してきましたが、さらにPC用アプリを追加することで法人のお客様にもはじめていただきやすい製品となりました。すでに本製品をお持ちのお客様も、Windows用アプリをお使いいただけます。ただし、ユーザーアカウントの併用ができませんので、使用時はスマホまたはPCどちらかを選択いただくようお願い致します。
空調の利用頻度が上がる夏と冬は、換気をしっかりしながら、室内の気温の変化はできるだけ抑えたいもの。
6月末より提供を開始したアプリでは、CO2濃度を表示するだけでなく、指定の値を超えたら注意をうながします。これなら換気の指標がわかっていなくても、注意が表示されると窓や扉を開ける、安全に改善されると閉める、といった対応ができます。窓を開けていなくても空気質がよいことが可視化されると、安心感にもつながりますね。
RS-WFCO2で計測したCO2濃度や温湿度を一つの画面に一括表示。同時に接続できるCO2センサーの台数は最大10台までとなります。
CO2濃度にあわせて、空気の状態を3段階表示します(安全/注意/危険/不明)。どの値を超えると警告するかは、手動で設定できます。厚生労働省は1000ppmを超えると換気を推奨しており、本製品も初期値は1000ppmまでを安全としています。
計測値のログは、期間を指定したCSVダウンロードが可能。Excelなどに取り込みレポートなどに活用できます。
効率的に換気をおこなって感染症の拡大防止。予算的にも労力的にも最小限で取り組めるWi-Fi CO2センサーをぜひご検討ください。
RS-WFCO2用Air Quality Viewer for Windows ダウンロード
RS-WFCO2 資料ダウンロード
法人様向けCO2センサー紹介ページ
RS-WFCO2製品紹介ページ