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もろみ日誌クラウドの新機能をリリース、連携デバイスにアントンパール「Alcolyzer」を追加

2024.06.28


酒造りをIoTでトータルにサポートする「もろみ日誌クラウド」は、2024年6月28日付でアップデートしました。かねてより案内していましたアントンパール製アルコール計「Alcolyzer」のデータ取り込み対応版の提供となります。もろみ日誌クラウドをすでにお使いのお客様も、これから導入をご検討中のお客様も、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

もろみ日誌クラウドとは

もろみ日誌クラウドは酒造りの温度管理にかかる手間を自動化で削減、酒質維持や作業効率化をサポートするシステムです。
【主な機能】

  • 温度の自動記録:品温センサーで温度を自動計測、データをクラウドに記録
  • 遠隔監視:スマホに温度を一括表示。設定温度範囲を超えると通知され、常に状況を把握
  • 帳票作成の自動化:酒税法に対応した製造帳や経過簿を自動作成、手書きの負担を削減
  • データの可視化:データやグラフで酒造りを可視化。技術継承や品質安定化に活用
もろみ日誌クラウドの詳細を見る

 

【Windowsアプリ】アントンパール製「Alcolyzer」のアルコール度を取り込み

これまで、アントンパール製アルコール計「Alcolyzer」で計測したアルコール度や日本酒度をもろみ日誌クラウドに反映するには、スマホやPCから手入力する必要がありました。この度のアップデートで、Alcolyzerで計測したデータを、CSVファイルを介してもろみ日誌クラウドに取り込むことが可能となりました。
 
2023年10月に対応した京都電子工業製の酒類分析計データの取り込みに引き続き(⇒関連記事)、分析データ活用の幅が広がり、利便性が向上しました。

対応する機種

アントンパール製アルコール計「Alcolyzer」

Alcolyzerは本体で直接、またはデータ管理ソフトウェア「AP Connect」を使用して、測定値をCSVファイルに出力することができます。Alcolyzer側で指定のCSVの出力形式を設定をいただくことにより、機種を限定せずもろみ日誌クラウドへの取り込みが可能です。
 
フィールドの区切り文字には「;(セミコロン)」を指定ください。なお、各機種での具体的な設定については、アントンパール社へご確認ください。

【Alcolyzer本体でCSV出力時の設定】

【AP ConnectでCSV出力時の設定】

自動入力可能な分析値

アルコール度、日本酒度

分析値取り込みの流れ

  1. Alcolyzer側のサンプル名(sample name)に、もろみ日誌クラウドで指定している容器名(タンク名)を指定して紐づけます。サンプル名は半角英数字のみ可能なため、容器名に日本語コードを使用している場合は、半角英数字の名称に変更をお願いいたします。
  2. Alcolyzerで計測を実行し、CSV出力をおこないます。
  3. もろみ日誌クラウドは1日1回、あらかじめ指定したファイルを読み込んでデータに反映します。
    読み込むファイル指定や自動での読み込み設定は、[運用設定]ー[データ連携管理]からおこないます。

もろみ日誌クラウドに関心を持たれましたら

今回もろみ日誌クラウドの一部機能をご覧になり、実際のアプリ画面をみてみたい…と興味をもたれましたら、デモを交えてのご紹介も可能です。
製品貸し出しのご相談も受け付けていますので、使ってみないと使い勝手やメリットがわからないという方もお気軽にお問い合わせください。
 

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