工場や作業場のDX化をすすめているけど、出力コネクタをもたない設備や機器があって、どうデータとして取り込むかが課題、ということはないでしょうか。そういった現場でどのようにデジタル化を実現したか、ネジを製造されているお客様からの受託開発事例を紹介します。
このネジメーカーでは、品質検査のために生産されたネジからいくつかをサンプルとして取り出し、試験機で打ち込む時間を計測して品質を判定しています。ネジの種類ごとに判定基準が異なり、それらは台帳で管理されています。検査結果は表示器を目視で確認し、手作業で記録しています。
この作業をデジタル化し、プログラム処理によって効率化したいというご相談をいただきました。
試験機はリレー制御を使用しており、電気信号を機械的に処理してネジのねじ込み開始と終了を検出し、表示器に表示しています。このシステムには電子的なデータ処理が含まれていないため、パソコンなどにデータを直接入力することができません。そのため、どのようにしてデータを取り出すかが課題となりました。
当社は機器から電気信号を取り出してパソコンに出力するための専用ユニットを開発し、デジタル化を実現しました。詳細は事例ページをご覧いただくか、資料をダウンロードください。
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