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今回紹介する開閉センサーは、文字通り開閉を検知するセンサーです。2つのパーツで構成され、小さいほうが磁石、大きいほうが磁力の変化を開閉として検知し無線で発信する本体です。ボタン電池で駆動し、1日20回使用した場合の電池寿命は約2年です。
開閉センサー「RS-BTDS1」はsmaliaスマートリモコンと連携するデバイスとして販売中ですが、当社製以外のさまざまなゲートウェイやお客様のアプリに組み込んで利用することもできます。組み込みに必要なアドバタイズデータのフォーマット資料は、ダウンロードにて無償提供しています。
アドバタイズには開閉センサー固有のアドレス、「OPEN」「CLOSE」ステータス、電池残量の目安となるデータなどが含まれています。開閉のアクションが発生すると、本製品は2秒間パケットを発信します。
開閉センサーはドアや窓、扉などに貼り付けて、開閉でひとの動きを把握するシステムに利用します。センサーが開閉を監視し、変化を検知するとビーコンを発信します。ゲートウェイ経由でクラウドにアップロードすることで、遠隔から履歴を確認したり、スマホに通知するなどの処理がおこなえます。
ドアや窓に取り付けた開閉センサーが、ひとの出入りを検知してスマホにプッシュ通知。開閉の履歴で、離れた場所に住む家族の見守りにも活用できます。
冷蔵倉庫や冷蔵庫の扉にセンサーを取り付け、ドアの開閉頻度や時間を監視。温度管理やエネルギー効率の向上に役立てます。
薬品保管庫の扉にセンサーを設置し、ドアの開閉を記録。管理が必要な薬品への不正持ち出しや使用を防止します。
スマートリモコンはWi-Fi経由でクラウドに接続し、赤外線を発信して家電を操作するデバイスです。当社のsmalia(スマリア)スマートリモコンを使ったコントロール方法には、スマホアプリやスマートスピーカー、クラウドからの自動コントロールなどがあります。
スマートリモコンにはBLE/Wi-Fiゲートウェイ機能があり、対応機器のアドバタイズ信号をファームウェアとクラウドで処理しています。デバイス連携により、以下のようなサービスとして提供します。
開閉センサーRS-BTDS1は、smaliaスマートリモコンのオプションとして市販にて提供しています。
開閉に変化があるとスマートリモコンを経由してAWSクラウドで保存などの処理がおこなわれます。例えば以下のような運用が可能です。
といった、さまざまな使い方の提案が可能となっています。
本サイトでは、スマートリモコン連携デバイスとして紹介した上記センサーや、消費電力を計測するワットチェッカーのアドバタイズデータフォーマットを提供しています。計測項目や設置場所など、ニーズに合わせて検討ください。
スマートボタン
RS-SCBTN2
(ボタンプッシュ)
本製品を使ってこれからAWSを使ったDIYに挑戦する方向けに、AWS(Amazon Web Services)へのアップロード方法を1冊にまとめた「BLE Gatewayサービス構築ガイド」を無償でダウンロード提供中。本ガイドではAWSの登録手順やゲートウェイの設定ポイントを解説し、「ゲートウェイからのデータをAWSで受信してログで出力する」までを自前でおこなっていただける構成としています。
📌【AWSクラウドIoT活用入門】G1ゲートウェイとBLEセンサーでオリジナルサービスをDIY
● smalia開閉センサーの製品情報(製品仕様など)
● アドバタイズ資料ダウンロード
● スマートリモコンで物件に付加価値をつける