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Bluetoothデバイスが特定の情報を発信する製品は、ビーコンデバイスと呼ばれています。今回ご紹介するスマートボタンはビーコンデバイスで、ボタンが押されると状態(ステータス)の情報を更新して、無線でお知らせします。
Bluetooth-Wi-Fiゲートウェイでビーコンデータを読み取り、ボタンが押されたことをクラウドに通知すれば、次のアクションにつなげるサービスを提供できます。例えば、人の手による操作を記録したり、ボタンプッシュをトリガーにデバイスの実行や通知をおこなうなどを想定しています。
本製品はボタンが押されると、2秒間は100ms間隔でビーコンデータを発信します。なお、ボタンの重複操作を防ぐため、押してから3秒間はボタンを押しても無視する設計としています。
本製品はコイン電池で駆動し、ケーブルレスで使用できます。ビーコンデータにはボタンステータスのほか、電池残量の目安となるデータも含まれています。
スマートボタンは、さまざまなゲートウェイやお客様のアプリに組み込んで利用できるデバイスです。ビーコンデータ(アドバタイズデータ)のフォーマット資料は、ダウンロードにて無償提供しています。
スマートリモコンはWi-Fi経由でクラウドに接続し、赤外線を発信して家電を操作するデバイスです。当社のsmalia(スマリア)スマートリモコンを使ったコントロール方法には、スマホアプリやスマートスピーカー、クラウドからの自動コントロールなどがあります。
スマートリモコンにはBLE/Wi-Fiゲートウェイ機能があり、対応機器のアドバタイズ信号をファームウェアとクラウドで処理しています。例えば、以下のようなサービスとして提供しています。
スマートボタンRS-SCBTN2は、smaliaスマートリモコンのオプションとして市販にて提供しています。
通常のリモコンとスマートボタンとの差別化ポイントとして、スマートボタンはクラウドで処理して家電を制御しますので、
といった、さまざまな使い方の提案が可能となっています。
本サイトでは、スマートリモコン連携デバイスとして紹介した上記センサーや、消費電力を計測するワットチェッカーのアドバタイズデータフォーマットを提供しています。計測項目や設置場所など、ニーズに合わせて検討ください。
スマートボタン
RS-SCBTN2
(ボタンプッシュ)
本製品を使ってこれからAWSを使ったDIYに挑戦する方向けに、AWS(Amazon Web Services)へのアップロード方法を1冊にまとめた「BLE Gatewayサービス構築ガイド」を無償でダウンロード提供中。本ガイドではAWSの登録手順やゲートウェイの設定ポイントを解説し、「ゲートウェイからのデータをAWSで受信してログで出力する」までを自前でおこなっていただける構成としています。
📌【AWSクラウドIoT活用入門】G1ゲートウェイとBLEセンサーでオリジナルサービスをDIY
● スマートボタンの製品情報(製品仕様など)
● アドバタイズ資料ダウンロード
● スマートリモコンで物件に付加価値をつける