二酸化炭素濃度やPM2.5濃度を目安に、快適で安心できる空間づくり。高精度に計測できるCO2センサーで空気の状態を見える化し、基準値を超えたら換気を実施します。窓の常時開放が厳しい冬期や夏期、花粉の飛散が多い時期でも、換気の必要なタイミングがわかれば、最適な頻度で取り組めます。環境センサーは高精度PMセンサーも搭載し、空気清浄機・集塵機の稼働モードやフィルター交換の目安に活用できます。
CO2
可視化で
換気を促進
空気質
可視化で
快適空間に
Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2のポイント
■ 空間のCO2濃度、温湿度をセンサーで可視化
■ 経産省ガイドライン適合、光音響NDIR方式
■ 複数個所を一括表示(PC使用時)
■ エアミル2Wでグラフを表示(スマホ使用時)
■ 空気質を注意レベル(緑/黄/赤)と数値で表示
■ 設定レベルを超えると通知(スマホ使用時)
■ 計測値はクラウドに保存、CSV出力可能
本製品は、経済産業省のガイドラインに適合したCO2センサーを搭載しています
本製品はスイスに本社を置くセンシリオン社製のCO2センサー「SCD40」を搭載しています。光音響NDIR方式で精度の高いCO2濃度計測がおこなえ、安心してご利用いただけます。
計測データは、いつでもどこでもスマホに表示。設置場所まで見に行く必要がなく、手元で数値やグラフを確認できます。また、計測値のログはCSV 形式でのダウンロードが可能。Excel などに取り込みレポートの作成に役立てることができます。
CO2 が指定した値を超えたときはスマホにおしらせ。換気が必要なタイミングでアラー ト通知が届くように、条件を設定できます。
Windows PCの画面に複数箇所に設置したセンサー値の表示が可能。会議室や教室、診察室などのCO2濃度と温湿度を受付や事務所のPCモニターに表示し、各スペースの空気質を可視化します。
本体にCO2 レベルをLED 表示。点灯しているLED の数が少ないほど、空気がきれいな状態です。CO2 選択時は1,000ppm 以上で橙や赤になり、換気のタイミングが一目瞭然。
ラトックの環境センサーシリーズは、センシリオン社PASens® 技術採用の高精度CO2 センサーを搭載。生活空間で精度の高い計測がおこなえます。
採用 光音響NDIR方式 |
従来のNDIR方式 |
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IR 変調広帯域光源を照射し、CO2 分子の吸収量に応じた音を検出 | IR パルス広帯域光源を使い、CO2 分子に吸収されない光量を計測 |
※空気中のCO2 濃度は約400ppm、健康に暮らせる濃度の目安は1000ppm 以下です。
本センサーのCO2 計測可能レンジ:0 ~40,000ppm、精度は400~2,000ppmの条件下で±50ppm+5%
※自動補正あり(初期校正処理 2日間、標準校正処理 7日間ごと)
専用アプリはApp Store およびGoogle Play で提供。画面に沿ってすすめるだけでWi-Fi接続が完了します。接続後は自動的に計測が開始されます。
アプリには複数センサーの登録が可能。ひとつの施設の中だけでなく、別のルーターにつながったセンサーもひとつのアカウントで管理がおこなえます。
法人様限定
独自プログラム、独自システムでの制御などプログラムへの組込に必要なコマンド仕様やGATTサービス仕様書は、法人のお客様と当社との間で機密保持契約(NDA) を締結の上、提供しています。
Wi-Fi、Bluetoothモデルは家電量販店やネットショップなどで、1 台よりご購入いただけます。
当社製CO2センサー採用事例
IoTゲートウェイQRIoT(キュリオット)
対応センサー・デバイス
(九州テン様)
※タバコの煙を受け続ける環境はセンサーの精度に影響を及ぼします。
影響の程度は不明です。あらかじめご了承ください。
RS-WFEVS2
RS-BTEVS1
LTE-M CO2センサー RS-LTECO2 は、SORACOMサービスを使用してAWSなどのクラウドに接続します。セルラー回線LTEの電波が入る場所への設置が可能で、Wi-Fi接続デバイス導入の際に発生する、Wi-Fi環境がない、電波が届きにくい、ネットワーク管理上デバイスの追加ができない、などの問題を解消します。
Wi-Fi環境が整っている場所にはWi-Fi CO2センサー、Wi-Fiルーターとの接続ができない場所や臨時の施設にはLTE-M CO2センサーといった、使い分けによるシステム構築も可能です。インターネット環境とコンセントで即設置でき、BLEデバイスとクラウドを連携して遠隔監視や管理・運用・アップデートを一元化させる『obniz BLEゲートウェイ』シリーズを、Bluetooth 環境センサー RS-BTEVS1 と接続して利用できます。
obniz BLEゲートウェイは、オフィスや店舗など施設の空気環境を可視化して一括管理できるIoTサービス「Sense Connect for 環境可視化」に採用されています。以下基準に適合していれば、必要換気量(一人あたり毎時30m3)を満たすことになります。
換気量が足りない場合は、在室人数を減らすなどの対策が必要です。
ア 浮遊粉じんの量 | 0.15mg/m3以下 |
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イ 一酸化炭素の含有率 | 100万分の10以下(=10 ppm以下) ※特例として外気がすでに10ppm以上ある場合には20ppm以下 |
ウ 二酸化炭素の含有率 | 100万分の1000以下(=1000 ppm以下) |
エ 温度 | (1) 17℃以上28℃以下 (2) 居室における温度を外気の温度より低くする場合は、その差を著しくしないこと。 |
オ 相対湿度 | 40%以上70%以下 |
カ 気流 | 0.5 m/秒以下 |
キ ホルムアルデヒドの量 | 0.1 mg/m3以下(=0.08 ppm以下) |
※上記は空気調和設備(温度、湿度)を設けている場合です。換気設備の場合は、エ、オを除いた項目が基準となります。
新型コロナ感染防止の具体的対策として、以下が挙げられています。
(厚生労働省「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法の内容を抜粋)
換気の基準は、二酸化炭素の人体に対する直接的な健康影響から定めたものではありません。二酸化炭素の量とともに他の汚染物質の増加も考えられることから、空気清浄度の判定は、一酸化炭素及び揮発性有機化合物の濃度等の測定結果を踏まえて、総合的に評価することとされています。留意点として、インフルエンザ等の感染症拡大の予防対策として換気を行うことが挙げられています。
換気及び保温等の項目と基準値
(1) 換気 | 換気の基準として、二酸化炭素は、1500ppm 以下であることが望ましい。 |
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(2) 温度 | 17℃以上、28℃以下であることが望ましい。 |
(3) 相対湿度 | 30%以上、80%以下であることが望ましい。 |
(4) 浮遊粉じん | 0.10mg/㎥ 以下であること。 |
(5) 気流 | 0.5m/秒以下であることが望ましい。 |
(6) 一酸化炭素 | 10ppm 以下であること。 |
(7) 二酸化窒素 | 0.06ppm 以下であることが望ましい。 |
(8) 揮発性有機化合物 |
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(9) ダニ又はダニアレルゲン | 100匹/㎡ 以下又はこれと同等のアレルゲン量以下であること。 |
学校環境衛生管理マニュアルには、検査の事後措置として以下が記載されています。
お客様のシステムへ、市販と同じハードウェアを組み込む場合の例となります。
ハードウェアの価格は、製品により異なります。
Wi-Fiモデルのクラウド利用料は、当社提供アプリをご使用の場合、当社が負担いたします。
Wi-FiモデルとBluetoothモデルは、当社直販サイトにてご注文いただけます。
【環境センサー一覧】
・ラトックプレミア楽天市場店:https://item.rakuten.co.jp/ratoc/c/0000000291/
・ラトックプレミアYahoo!店:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ratoc/a4dba4b3a4.html
接続台数に制限はありません。
アプリに表示する計測データは、選択中のセンサー1 台のみとなります。他のセンサー値を確認する際はアプリ上で切り替えをおこないます。同一画面に複数台を表示することはできません。
Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2はWindows 用アプリ「Air Quality Viewer」を無償提供しています(詳細を確認)。
環境センサー(RS-WFEVS2、RS-BTEVS1)をパソコンで使用するには、スマホアプリでログのCSV をダウンロードいただくか、別途アプリを開発いただく必要があります。
クラウド上に保存されている期間は2 年となります。
当社提供アプリでグラフ上に表示されなくなっても、2 年以内はログをCSV でダウンロードすることが可能です。