多くの過程を経るカット野菜は、それぞれの過程での衛生管理と品質管理が必要です。温度を下げることで菌の繁殖を抑えて食中毒を予防し、野菜にとって最適な温度を保つことで鮮度が保持できます。
HACCP手法によるカット野菜の衛生管理マニュアル(一般財団法人食品産業センター)によると、カット野菜の生産から消費までの安全管理事項は以下の通りとなっています。これからご紹介する「ハサレポ」は、保管の日時と温度(黄色の帯の部分)を自動で記録、その場にいなくても温度が確認できるため、負荷を軽減しながら温度が適切に保たれているかを管理できます。
以下では、食品の保管温度をIoT化する「ハサレポ」を使って実現する、カット野菜の作業現場での温度管理をご紹介します。
目次
ハサレポは、食品の保管場所の温度を自動で計測して記録する、温度管理システムです。
食品加工現場の温度を24時間365日監視し、異常があれば通知をおこないます。
自動収集した温度データはクラウド上に保存され、いつでも温度データを見ることが可能です。
⇒PCへのデータ転送やバックアップ作業は不要です。
広い作業場の温度を計測、離れた事務所で温度を確認、異常時はスマホやパソコンにお知らせします。
5mケーブルの先にあるサーミスタで2点、内蔵の温湿度センサーで1点、温度センサー1台で合計3点の温度計測が可能です。
グラフで継続的に温度の変化を確認することは、異常発生前の気づきや異常の見落とし防止につながります。
温度センサーはIP67対応なので、粉、埃が多い場所や水がかかる環境にも設置できます。
※IP67・・・防塵性能6級で、防水性能7級。粉塵が内部に侵入しない/水深1mで30分沈んでも耐えうる等級。
HACCP対応温度管理システム「ハサレポ」についての詳細やカタログのダウンロードは、以下よりお願いいたします。
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