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ワットチェッカーは、接続した電気機器の消費電力・電流・電圧を測定します。コンセントに装着し、これに機器のプラグを差して使用します。
当社では、ワットチェッカーで計測したデータを無線で飛ばし、スマートフォンやWindows PCで数値、グラフを確認したり電源供給のオンオフができる製品の開発と販売をしています。Bluetooth接続モデルとWi-Fi接続モデルを展開しています。
この度、Wi-Fi接続ワットチェッカーRS-WFWATTCH1の後継モデル「RS-WFWATTCH2」が新登場、2024年9月中旬より出荷を開始します。
RS-WFWATTCH2前面
RS-WFWATTCH2背面
大きな変更点は、2ピンから3ピン仕様となった点です。3ピンコンセントは2ピンにアースのためのピンが追加されたもので、3Pプラグは接地極付2Pプラグともいわれます。アースの接続は漏電時の感電や火災のリスクを抑え、安全性を確保します。また、ノイズを軽減する効果もあり、より安定した動作が求められる機器で使用されています。OA機器や計測器などに採用されていることが多く、法人ニーズに応えた仕様変更となります。
家庭利用は2ピンが多いですが、水回りや湿気の高いところで使う家電、洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなどは、内線規程によりアースの接続が義務となっています。
Wi-Fiワットチェッカー
RS-WFWATTCH2
(3ピンプラグ搭載)
Wi-Fiワットチェッカー
RS-WFWATTCH1
(2ピンプラグ搭載)
また、筐体のデザインも大幅に変更しています。2個口コンセントに直付けの際もう一方のコンセントを塞いでしまわないよう、本体の形状を縦長から横長にしました。
※2台分取り付けられないコンセントも一部存在します。
Wi-FiワットチェッカーRS-WFWATTCH2は、コンセントに挿して接続機器の消費電力を計測、スマホやPCに数値やグラフを表示します。消費電力・電流・電圧に加え、CO2排出量や電気料金も算出します。本体には2ヶ月以上のデータを蓄積でき、CSVファイルへの書き出しも可能です。外出先からもスマホでデータをチェック、リモートで電源供給のON/OFFがおこなえます。
以下で、本製品の特長を具体的に紹介します。
測定したい電気製品の電源プラグを本製品に接続し、コンセントに接続するだけで設置完了。スマホまたはPCで本製品とルーターとの接続設定をおこない、Wi-Fi経由でデータを取得します。
本製品で計測できるデータは、消費電力(W)、電圧(V)、電流(mA/A)、消費電力量(Wh/kWh)、計測経過時間(日/時/分)の5種類です。
さらに、消費電力からCO2排出量や電気料金のデータを算出します。
同じネットワーク上にあるスマホやPCは、RS-WFWATTCH2へ電力測定値を1秒ごとに要求し、データを取得しています。たとえば運転モードによる電力消費の違いや待機時と運転中の電力差など、そのときの電力データの変化をリアルタイムに手元で確認することができます。
安定的にデータを受信するにはスマホやPCでアプリを起動し、リアルタイムの画面をバックグラウンドにせず常時表示しておく必要があります。ただし、1秒単位という負荷のかかる状況のため、Wi-Fi環境や複数台のスマートフォン/Windows PCでの操作、製品本体内の測定データを取得するタイミング等によっては、1~数秒間の測定データが取得できずにデータ抜けが発生する場合があります。リアルタイムデータは本体メモリーには保存されず、受信したスマホやPC内に蓄積されます。
長期間のデータ蓄積には、次に紹介する本体ログでの運用がおすすめです。
1分/1時間/1日ごとのログを本体のメモリーに保存、アプリでは1時間グラフ、1日グラフ、1か月グラフとして表示します。1分ごとでは3000件、1時間/1日ごとでは1500件の保存が可能で、1時間ごとのデータであれば、2ヶ月分を本体メモリーに蓄積可能です。蓄積された消費電力量、測定日データは本体をコンセントから抜いても保持されます。
アプリの実際のリアルタイムの動きと累積ログのグラフ表示画面は、以下の動画をご覧ください。
本体内メモリーのデータ(消費電力量)は、グラフ表示画面からCSV形式のファイルとして書き出しが可能です。リアルタイム計測のCSV保存では、スマホ/PC内に保存されたデータの書き出しをおこないます。
スマホアプリからWi-Fi接続やモバイルデータ通信を経由して、本体に保存された計測値を表示。アプリでの電源供給コントロールにも対応していますので、リモートから消費電力データを確認した上で接続機器の電源を切るなどの遠隔操作が可能。また、本製品のオンオフ操作や指定した消費電力を超えた時に、スマホへ通知する設定もおこなえます。
本製品を使えば、手軽に電力監視のIoT化を実現できます。
本製品そのままでも可視化やログ分析による節電などの取り組みはおこなえますが、さらにクラウドやAIなどと組み合わせて独自のサービスを創出することが可能です。
ワットチェッカーは特定の機器の消費電力が測れることから、以下のような用途やサービスに活用されています。
機器ごとの消費電力を把握し、電気料金を削減する運用改善を実施
機器の消費電力から、運転の終了を検知し通知
機器の消費電力パターンを監視し、故障やメンテナンスの必要性を早期に特定
各機器の消費電力データを分析し、エネルギーの無駄を減らす改善策を立案
家庭内の機器の使用状況をリアルタイムで把握し、家電を自動制御して節電
当社では組み込みに必要なさまざまな情報を提供しています。
コマンド仕様には、電力計測開始/停止/取得、機器名設定/取得、アラート設定、リレー制御、Wi-Fi接続、クラウド接続 等が含まれています。当社にご相談の上、機密保持契約(NDA)を締結いただくことで、無償提供しています。
Bluetoothモデルは、端末やゲートウェイとBluetooth接続で通信するほか、アドバタイズ(ビーコン)で定期的にデータを発信しています。この発信データのフォーマットを、当サイトにてダウンロード提供しています。契約等の手続きは必要ございません。
GATTサービス仕様書がご入用の場合は、別途ご相談ください。
● Wi-Fiワットチェッカー RS-WFWATTCH2製品情報(製品仕様など)
● ワットチェッカーのソリューション紹介
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当社直販サイトにて1台からご注文いただけます。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
【Wi-Fiワットチェッカー RS-WFWATTCH2】
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【Bluetoothワットチェッカー RS-BTWATTCH2】
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