当社は本日付で、既存の電力計を無線化し、離れた場所からのモニタリングを可能にする「IoT電力監視システム」を発表しました。
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このシステムは、工場やビルの電力をIoT技術で遠隔監視するシステムです。オムロン社製の小型電力量モニタ KM-N1 を配電盤や分電盤に取り付け、計測した消費電力を自動的にクラウドに保存します。Windowsアプリで電力データのグラフ化やCSVダウンロードが可能です。
これにより、巡回してモニタ表示を確認する作業を削減。さらに、常時データを取得することで機器の状態把握や電力利用状況の見える化が実現し、利用効率の向上が図れます。IoT化に必要な機器は、無線化ユニットとゲートウェイのみというシンプルな構成です。
クラウドとアプリは、年額15,000円(税別)のサブスクリプションで提供。ゲートウェイとクラウド間の通信費用も含まれており、低コストで手間なく電力の見える化を継続できます。
まずは1か所の電力モニタリングから始めて、将来的な規模の拡張や機能追加にも対応可能な柔軟性の高い設計となっています。また、すでにIoT化を推進している環境には、API連携により既存システムへの組み込みも可能です。
本製品のハードウェアは、当社製のIoT通信キットを使用しています。IoT通信キットは、デバイスを無線化するIoT通信ユニット、LTE-M回線を使ってクラウドに接続するゲートウェイ、そして接続先のAWSクラウドがセットになった製品です。アプリ部分に絞って開発をおこなうことで、短期での製品化を実現しました。
IoT電力監視システムの資料は、以下よりまとめてダウンロードいただけます。
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