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温度管理が必要な食品や医薬品を扱う企業にとって、停電は大きなリスクです。品質劣化の恐れがあるため全廃棄となると、その損失は甚大になります。また停電や温度変化に気づかず、品質基準を満たさない商品を出荷してしまった、なんてことになれば、取り返しのつかないことに。
そこでポイントとなるのが「温度の可視化」です。温度制御が一時的に止まっていても、温度が品質に影響を与えない範囲内に収まっていれば、無駄な廃棄を減らすことができます。
温度管理システム「ハサレポ」は冷蔵庫や倉庫などの温度を常に監視し、異常が検知されるとプッシュ通知でお知らせするシステムです。ハサレポがあれば、たとえば以下を知ることができます。
以下では、温度管理を省力化するハサレポの機能の中でも、停電対策に役立つ機能を紹介します。
停電時、商品の品質は大丈夫だったのか判断に困る…そんな経験がありましたら、以下をぜひ参考にしてください。
ハサレポの温度センサーは電池駆動です。5分ごとに温度の計測を続け、停電時も温度データの取りこぼしがありません。
電池寿命は約1年と長く、電池残量が少なくなるとプッシュ通知されるため「いつの間にか電池が切れていた」ということもなく安心です。
計測した温度データは、センサー本体の内蔵メモリに保存されています。通信が復旧した際にクラウドに転送されます。
復旧後、アプリで停電中の温度変化をチェック。温度上昇が許容範囲内だったかを、グラフで可視化します。CSV形式での書き出しも可能で、品質維持を裏付けるデータとして活用できます。
ゲートウェイはコンセントからの給電のため、停電時には一時的に通信が切断されます。この期間、温度データはクラウドに届かなくなるので、温度異常は通知されません。一方、ゲートウェイとの通信が途絶えて15分以上経つと、その旨のプッシュ通知が送信されます。これにより停電の可能性を把握でき、迅速な対応が可能となります。
冷蔵庫内の温度を確認する際、5mあるリード線の先についているサーミスタセンサーのみ庫内に取り付け、センサー本体は庫外に設置します。本体の計測ボタンを押すだけで、庫内の温度計測と本体のモニターに表示します。扉を開けずに、冷蔵庫内の温度に影響をおよぼすことなく温度を知ることができます。
「停電時の要冷蔵品の品質判断が難しい。」
「停電に気づかないリスクに備えたい。」
そんな時は、温度管理システム「ハサレポ」の本体メモリ機能やアラート通知機能が、温度や状況を可視化し、適切な判断をサポートします。