ラトックスシステム

無電圧接点を無線化、ハサレポで既存設備をらくらくIoT

IoT異常通知システム

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機器の警報をスマホと回転灯で監視

IoTで異常をおしらせ、温度監視も可能に

機器の警報をスマホと回転灯で監視機器の警報をスマホと回転灯で監視

設備の異常を

スマホ通知

メールにも対応

離れた場所にも

警報の回転灯

もっと見える化

警報の履歴を

ログで可視化

コメント入力OK

キャリア回線使用

Wi-Fi不要

あとづけ設置OK

巡回していた設備の警報ランプ
確認をスマホで可能に

IoT異常通知システムは、今ある設備をIoT化できるシステムです。制御盤に無線化ユニットを取り付けてゲートウェイ経由でクラウドと通信をおこないます。
これまで現場でおこなっていた確認を、スマホで通知を受け取ったり履歴を確認するなど、その場に行かなくても知ることができるようになります。さらに、遠隔の表示灯などを点灯させて知らせることも可能です。
無線化ユニット ゲートウェイ キャリア回線

既存の設備にIoT機能をあとづけ
異常を見える化、機器の停止時間を短縮

無線化ユニット ゲートウェイ キャリア回線

早期対応とメンテの省力化で、生産性を向上

装置の異常や停止を知らせるランプ。装置の警報出力を活用してIoT化すれば、さらに生産効率をアップできます。
装置の無電圧接点(出力)に通信ユニットを接続するだけで、無線通信が可能に。既成アプリで、すぐに機器の遠隔監視ができるようになります。また、離れた場所にあるランプの無電圧接点(入力)と連動させて、点灯で警報を知らせることも可能です。
警報はリアルタイムにスマホや信号灯などに通知されますので、迅速な対応が可能となり、ダウンタイムの削減に貢献します。

IoT異常通知システムのメリット

以下では、鋳造工程で使われる離型剤を希釈する装置をIoT化したケースを例としています。人手をかけることなく離型剤切れを知るための手段として、本システムをお客様に提案しています。
協力:株式会社日米 様
Point1
機器からの警報をスマホ通知、ダウンタイムを削減

IoT化する装置の例として、離型剤の原液を設定された倍率で希釈し、スプレー装置などに連続的に供給する装置でご紹介します。原液の離型剤が切れたときは、通常装置のランプ点灯で知らせるため、巡回などの確認が必要です。警報通知を導入すれば、在庫切れのタイミングでアプリやメールで通知。確認に人手をかけることなく早期対応が可能に。不在による発見の遅れを防ぐことができます。

スマホ通知またはメール通知 離型剤 離型剤自動希釈圧送装置 現場に駆けつけて対応
ここがポイント: 警報頻度は調整可能

たとえばオイル缶交換時などに連続して発報がされてしまわないよう、発報間隔の調整が可能です。

通知間隔の未設定時 通知が何度も届いてしまう 通知間隔の設定時 設定間隔の経過まで再通知なし
Point2
Wi-Fi、LAN、ネット回線の工事不要

現場に設置する機器は、装置に取り付けるユニットと、集約してクラウドに接続するためのゲートウェイのみのシンプルな構成。ゲートウェイには最大12台のユニットが接続可能で、通信距離は中継器経由で見通し最大1000m。システムの構成や配置変更にも柔軟に対応できます。無線には長距離伝送と回り込み特性に優れた、920MHz帯のWi-SUN通信を採用。ゲートウェイからクラウドまではLTE-M回線利用で、すでにある社内ネットワークとは切り離して構築できます。

広い建屋もカバーできる 920Mbps 帯 中継器経由で見通し1000m ネット回線不要 LTE-M(キャリア回線)
Point3
無電圧接点入力を5ポート搭載、出力も可能

警報信号を入力する無電圧接点を5ポート装備。警報の種類や接続する機器など、環境にあわせた割り振りがおこなえます。ポート数が足りない場合は、複数台のユニットで対応。機器への警報信号出力にも対応し、回転灯、信号灯などの表示灯やブザーを作動、アプリで停止させることも可能です。

IoT通信ユニット
ここがポイント: 離れた場所の回転灯とスマホへ同時に通知

作動音が大きくスマホ着信に気づきにくい現場では、回転灯を見えやすい場所に設置して通知。
現場以外にはスマホ通知し、同時に確認もおこなえます。

回転灯通知 現場で確認しやすい。複数連動も可能。 スマホ通知 事務所や外出先でも確認できる。
Point4
警報ログの確認、コメント入力可能

離型剤切れ発生時は、通知と同時にクラウドへログとして記録されます。発生時刻の把握のほか、コメント機能による対応結果の追記も可能です。機器メンテの目安や運用改善検討に有効です。

ログ確認やCSV保存が可能 警報ログにコメント入力可能
Point5
温度異常のスマホ通知やログ記録で熱中症対策

IoT異常通知システムは、温度管理をIoT化するシステム「ハサレポ」の警報通知機能を活用しています。温度センサーを追加すると、設定温度を超えた時に通知できます。通知が届いたときは空調を調整したり涼しい場所で休憩を取るなど、作業員の熱中症予防に有効です。温湿度ログで、現場が適正な環境を保っているかの確認も可能です。

スマホ通知で高温を把握 熱中症対策を実施 温湿度の変化をグラフで確認

構成例

構成例

ユースケース

接点入力

設備の警報を通知

警報通知をスマホ受信、早期に対応

接点入力

接点出力

回転灯と連動

現場の見通しのいい場所に回転灯を設置

接点出力

温度センサー

作業場の温度を監視

温度異常でスマホに通知熱中症対策に

温度センサー

一般仕様

IoT通信ユニット

IoT通信ユニット

機器からの信号を最大5入力、機器へ2出力が可能
動作環境: 0 ~ 45℃
入力: 無電圧接点入力x5
出力: 無電圧接点出力x2
電源: 5V/2A 電源アダプター
保証期間: 1年

ゲートウェイ

ゲートウェイ

※ユニット・中継器を合計12台まで接続可能
※温度センサーを直接接続する場合は4台まで
動作環境: 0 ~ 45℃
電源: 5V/2A 電源アダプター
保証期間: 1年

Wi-SUN中継器

Wi-SUN中継器

センサー/ ユニットを4台まで接続可能
動作環境: 0 ~ 45℃
電源: 5V/2A 電源アダプター
保証期間: 1年

温度センサー

温度センサー

サーミスタで2点計測、内蔵センサーで温湿度計測

【センサー部(サーミスタ)】
計測温度範囲 -30 ~ 80℃
計測精度 ±1℃ ※-20℃以下は ±2℃

【BOX 部(温湿度計内蔵)】
計測温度範囲 -30 ~ 60℃
計測精度 温度±1℃、湿度±2%
計測間隔 5分(固定)
電池駆動 リチウム単3電池× 3本
電池寿命 約1年
動作環境 -30 ~ 60 ℃
防塵防水規格 IP67
保証期間 1年

ハサレポライセンス(1年)

ハサレポライセンス(1年)

通信費、クラウド利用料、アプリ更新料込
ゲートウェイ1台あたり15,000円(税別)
※スマホ、パソコンの利用台数制限なし
※スマホアプリ、パソコンアプリは無料ダウンロード
※お得な3年ライセンス、5年ライセンスもあります

貸出のご利用で不安を解消

不安

こんな導入前の不安はありませんか

・導入したいが回線の電波が入るか不安
・広い施設内で電波が届くか試したい
・通知やログの画面を実際に見てみたい

不安

本システムならお試し後に導入できます

・本システム(ハサレポ)機材のお貸出期間は2週間
・施設内の電波強度を機器とアプリで確認
・アプリは機能制限なしに試せます

よくある質問(FAQ)

設置する際の条件は?

ゲートウェイとIoT通信ユニットは、電源がある場所に設置します。
ユニットは、警報を出す機器の近くに設置します。防塵設計ではないため、粉塵などが多い場所では、機器との接続する信号線を延長して事務所に設置する、ケースに入れる、などを検討してください。制御盤の内部などに取り付け、アンテナを外部に引き出します。
ゲートウェイはドコモの電波(LTE回線)が届くところに設置します。

停電中に機器の異常が発生した場合、通知はどうなるのでしょうか?

停電中は異常をアプリ、メールで受信することはできません。ゲートウェイはコンセントから電源を取っており、停電中はクラウドへ通知を送信することができないためです。

なお、ゲートウェイとクラウドの通信が切断されると、約15分後にクラウドからスマホへ通信異常の通知が発報されます。停電中はゲートウェイとクラウド間の通信が切断されるため、この通知により、機器からの通知をクラウドで取得できていないことを知ることはできます。

※通知はゲートウェイとクラウドの通信が切れた場合の通知であり、停電をお知らせする機能ではありません。

設置場所に通信設備がありません。敷設や手続きは必要ですか?

本システムは専用の通信(920MHz帯)を使用するため、Wi-Fiなどの通信環境がなくても設置可能です。 通信ユニットやセンサーを、社内ネットワークに接続する必要もありません。
また、通信に必要なキャリア回線やクラウドの契約、お支払いは弊社でおこないますので、お客様が契約手続や個別のお支払いをする必要はありません。(通信費とクラウド使用料はライセンス費に含まれています)

1台のIoT通信ユニットに何台の機器が接続できますか。

IoT通信ユニットには、接点入力が5ポートあります。最大5台の機器を接続できます。 複数機器の異常を通知するために機器を5台に接続するほか、複数種類の警報を発報する機器の通知に使用することもできます。 接続機器や警報の種類が多い場合は、IoT通信ユニット1台追加ごとに5ポート増やすことが可能です。

スマホへ来る通知で、警報の種類を判別できますか?

5ポートそれぞれについて名称を設定でき、その名称が通知に反映されます。 例えば、ポート1「オイル切れ」、ポート2「電圧異常」と名称変更すると、「オイル切れ」や「電圧異常」がスマホの通知に表示されます。

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IoT異常通知システム製品紹介

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IoT通信ユニット仕様

IoT通信ユニット仕様

ハサレポ/異常通知システム機器構成例と価格

ハサレポ/異常通知システム機器構成例と価格