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日々変化する食品業界の動き、業界が直面している問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、わかりやすく解説されている食品の総合紙「食品産業新聞」。
2024年8月29日号の夏季醸造技術特集で、酒蔵向けシステム「もろみ日誌クラウド」の最新情報を紹介いただきました。
もろみ日誌クラウドは酒造りの温度管理にかかる手間を自動化で削減、酒質維持や作業効率化をサポートするシステムです。
【主な機能】
Alcolyzerは、醸造酒などの酒類を蒸留せずに、アルコール濃度を測定出来る分析機器です。Alcolyzerで出力したCSVファイルをもろみ日誌クラウドでインポートし、データを基にグラフを作成したり、もろみ製造帳や経過簿に反映させたりすることができます。
記事の後半は、既存の制御タンクと麹室を、もろみ日誌クラウドと連携した事例のご紹介です。こちらの酒造メーカー様では、制御タンクの制御盤と麹室の制御盤を改造し、遠隔からの温度確認と設定温度の変更がおこなえるようになりました。
もろみ日誌クラウドは対応している醸造機器だけでなく、機器を改造し変換ユニットを取り付けることで、データ取得や設定温度の変更にも対応しています。温調器の仕様にもよりますので、「今使っている制御タンクの温度確認や制御を、スマホでできないか」などありましたら、ぜひご相談ください。
記事の中で食品産業新聞社がおこなった蔵元アンケートでは、”54%の酒蔵が「人手不足」実感”との結果であったと紹介されていました。当社でもそのようなお声をきくことがあり、働きやすい職場づくりにもろみ日誌クラウドを活用いただいているケースがあります。
“スマホを使って、リモートで品温確認と設定温度の変更ができるようになり、週休2日制を実現しました。”
“スタッフ全員でデータを共有。その日の仕込みについて、スマホ片手にミーティングしています。”
“手書きの記録や帳票作成の手間が減り、人手が必要なところに専念できるようになりました。” ※帳票作成機能はWindowsPCアプリのみの対応です
“10分ごとの品温データ、BMDや分析値のグラフは、若手の育成や酒質の安定化に役立っています。”
スマホを使ってもろみ日誌クラウドでできることを、動画にまとめました。興味がありましたらぜひご覧ください。
実際に使ってみないと運用イメージがわかない、現場の意見もききたい。もろみ日誌クラウドはそういった場合に便利な、貸出サービスを用意しています。機材を期間限定でお貸出し。回線込み、アプリはフル機能が利用可能で、環境まるごと体験いただけます。ご希望の際はお気軽にご相談ください。
Webで紹介している内容はほんの一部です。「もろみ日誌クラウドをもっと詳しく知りたい」「こんな温度管理をしたいと思っているんだけど…」などありましたら、お気軽にご連絡ください。