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Raspberry Pi拡張用RS-485/422Aボード登場!Modbusシステム構築やAWSクラウド導入テスト可能

2023.02.09

Raspberry Pi 製品群 Triple-Rシリーズに新ラインナップ登場

当社では長年の製造業現場向け組み込みボード開発経験を活かして、産業機器、組込機器などに安心して採用・導入いただけるRaspberry Pi製品「Triple-R(トリプルアール)」シリーズを開発、販売しています。Triple-Rは「Recipe for Raspberry Pi by RATOC」の3つのRを表し、IoT時代のエッジコンピューティングを実現する環境を提供。耐久性に優れた自社設計のキャリアボードのほか、レガシーインターフェイス製品が充実しています。

この度発表したRPi-GP70は、Raspberry Pi の GPIO 40Pinコネクタに接続する絶縁型RS-485/RS-422A拡張ボードです。本製品は産業分野で広く使われているModbusに対応、当社Triple-Rシリーズに追加することで、ラズパイとPLCなどを使用したModbusシステムの構築が可能となります。さらにエッジコンピューティングを実現するModbusスレーブアプリとクラウド導入WEBアプリ、テスト用クラウドスペースを無償提供。現場へのスムーズな導入を支援しています。
 

Raspberry Pi GPIO 40Pinコネクタ接続のRS-485/RS-422Aシリアルボード

本製品は、RS-485/422Aシリアル通信が可能な、HATサイズ(65mm×56.5mm)のRaspberry Pi 拡張ボードです。本製品をRaspberry PiのGPIO(I2C)コネクタに接続し、FA現場の機器(PCやPLC、マイコンボードなどのコントローラー)の制御や、各種測定器を使った計測などがおこなえます。

シリアルポートは2ポート搭載、コネクターは5ピンネジ式脱着型端子台

シリアルポートコネクタは5ピンネジ式脱着型端子台で基板へ装着済み、結線やリプレイス時のケーブル接続を省力化します。シリアルポート0[CN1]とポート1[CN2]の終端抵抗と受信制御信号のON/OFFは、基板上のジャンパーにショートプラグを装着するだけの簡単設定です。

絶縁型トランシーバー搭載、2ポート間も絶縁

コントローラーとドライバ/レシーバ間を絶縁(絶縁耐圧2.5kV)。さらに2ポート間(CN1とCN2間)も絶縁し、強力にノイズ対策。安定した長距離伝送が可能です。

Modbus接続のマスター、スレーブ機能に対応

Pythonモジュール「PyModbus」で、Modbus方式のシリアル通信をおこなうポートとして動作することを確認済み。

さらに、Triple-Rシリーズユーザーを対象に、Modbusプロトコル対応のスレーブアプリケーションを無料提供しています。 Triple-Rシリーズに接続した機器をスレーブデバイスとして使用可能で、Modbus/TCP、Modbus/ASCII、Modbus/RTU各種モードに対応しています。

クラウド導入WEBアプリとテスト環境を無償提供

Triple-Rシリーズからのデータをクラウド経由で管理・制御するためのテスト環境を提供。本製品から取得したデータをAWSへ格納し、データの閲覧と取得がおこなうデモプログラムを公開しています。

関連リンク

● Raspberry Pi I2C絶縁型RS-485/RS-422Aボード RPi-GP70 製品情報
● Modbusスレーブアプリ、クラウド用テストアプリ提供のご案内
● RATOC Triple-R 公式サイト