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ハサレポ

静岡県 小児クリニック はぐくみクリニック様

ワクチン保管冷蔵庫の温度変化と電源異常を早期発見

はぐくみクリニックは小児科を専門とするクリニックです。小児科では大量のワクチンを取り扱います。ワクチンは専用の冷蔵庫で保管していますが、扉の閉め忘れや停電により冷蔵庫内の温度が上がってしまった場合、ワクチンの効果と安全性が保証できないため、廃棄する他なく大きな損失になります。万一の事態を想定し、対策を講じることにしました。

ワクチン貯蔵冷蔵庫での異常を早期に発見できる環境づくり

多くのワクチンは低温での保管が必要です。ワクチンは温度を確認できる冷蔵庫に保管しますが、ワクチンごとに指定された管理温度から逸脱してしまうと効果や安全性が保証できなくなります。その場合は廃棄が避けられず、大きな損失につながります。

これまでも人力で定期的に冷蔵庫の温度確認と記録は行っていましたが、それだけでは夜間休日の停電や故障など不測の事態があった場合には手遅れになってしまいます。人手や費用をなるべくかけずに、突発的な事象を早期に発見できる方法はないかを模索していたところ、「ハサレポ」の存在を知り、導入に踏み切りました。

温度の異常も電源の異常も、通知でわかることが決め手に

「ハサレポ」は2種類の異常通知で知らせてくれます。

ひとつは温度変化の異常通知です。
 
温度センサーを冷蔵庫内に設置し、温度が2℃〜8℃の範囲を外れると通知が届くように設定しています。扉の閉め忘れや冷蔵庫の故障で冷蔵庫内の温度が上昇したときに、スマホに通知が届きます。

もうひとつは電源の異常通知です。
異常を検知してから15分以内に通知されるため、温度が上昇するより前にスマホで知ることができ、早期対応への備えになります。
 
ワクチンの搬入などで冷蔵庫を数分開けただけでもスマホに異常通知が届き、煩わしさを感じることもありますが、同時に「ハサレポ」がしっかりと機能しているという安心も感じます。マナーモードだと通知音も消音になってしまう点には注意は必要ですが、不在時にも冷蔵庫の温度を監視してくれているという安心感は大きく、導入してよかったと思います。

自動温度管理システム「ハサレポ」構成図

電源の異常検知についての補足

ハサレポ自体に直接冷蔵庫の電源をモニターする機能はなく、以下の原理で運用しています。
ハサレポは冷蔵庫内の温度センサーが測定したデータを、ゲートウェイを介してハサレポクラウドにとばしています。ハサレポクラウドはゲートウェイと通信できないとき、スマホに異常を通知します。
ゲートウェイは冷蔵庫と同じコンセントに接続しています。停電などで冷蔵庫の電源が落ちると、同じ場所から電源を取っているゲートウェイの電源も落ちます。クラウドはゲートウェイの異常(=電源の異常)を検知してから15分以内に通知を送ります。

 

はぐくみクリニック

事業内容:小児科クリニック
URL:https://www.hgkm.jp/

自動温度管理システム「ハサレポ」に関する詳細はこちら

 
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