ハサレポは、温度監視と記録をおこなうシステムです。2021年8月下旬より販売を開始します。
食品工場や倉庫など、食品保管場所の温度が品質に影響を及ぼす現場を、IoTでサポートします。
アプリは食品保管の温度管理に特化し、HACCPで義務化されている帳票作成もサポート。
独立したシステムで、ネットワーク管理の手間をかけずに手軽に導入できるのもポイントです。
目次
食品の温度管理の重要性は理解していても、人の手でできることには限界があります。
センサーを使うと、その場所の温度を高い頻度で計測することができます。
そして、クラウドにためることで、いつでもどこでもデータの確認が可能に。
温度の異常は通知してくれるので、通知がない間は安心してほかの作業に集中できます。
ハサレポは、あらかじめ設定した値を超えると、PCやスマホに通知します。温度計測はお客様が指定の頻度(例えば10分ごと、30分ごとなど)でおこない、1日数回の記録では気づけない一時的な温度上昇をキャッチできます。
また、夜間や休日など、無人のときも温度の異常を把握できるので、迅速な対応による食品ロスの削減に有効です。
温度の計測、記録、グラフ表示、帳票印刷をサポート。記録・レポート作成の自動化により、現場の負担を軽減します。
管理者はPC、現場はスマホで今の温度や温度変化の確認が可能です。
本システムは導入のしやすさにも配慮。クラウドにはゲートウェイを介して接続します。Wi-Fiネットワークの設定は不要、電源を入れるだけで接続が完了。携帯キャリアのセルラーネットワークを用いたLTE-M接続です。独立したシステムで、ネットワーク管理者の手をわずらわせず導入がおこなえます。
温度センサーには保管温度を計測するサーミスタ2本で、2点計測が可能。加えて、本体には室温と湿度を計測するセンサーを内蔵しています。
無線には、Wi-Fiとは異なる周波数帯域(Sub-GHz帯)で干渉が少なく、見通しで最大500m(※1)電波が届くWi-SUNを採用。敷地が広めの工場や、事務所と作業場のフロアが異なるケースでもメリットがあります。
電源は単3電池3本で、1年交換不要の省電力設計。IP67防水により、清掃などで水がかかる環境にも安心して設置できます。
年間70,000円(税別)(※2)には、通信費、クラウド利用料、アプリ更新料が含まれます。
⇒ 価格改定しました 年間15,000円(税別)
ハードウェアは、別途買い切りでの提供となります。
<標準価格(税別)>
温度センサー 70,000円(5m)
ゲートウェイ 50,000円
今後スターターセットもラインナップに加える予定です。
詳しくはお問い合わせください。
※1 環境により異なります。
※2 ゲートウェイ1台あたりの価格。ゲートウェイはパソコン1台あたり最大4台まで接続可能。
本システムの詳細は、以下のページをご覧ください。資料がダウンロードいただけます。