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社内ネットワークに指紋認証をプラス!情報漏洩からデータを守る

2022.07.26

指紋認証で継続可能なセキュリティ強化

近年、働き方改革やテレワーク普及などによりDX化を推進する企業が増え、場所を選ばず社内リソースにアクセスし、効率的に業務に取り組む環境の整備が進んでいます。
 
そこで課題のひとつとしてあげられるのが、社内データの守り方です。不正アクセスや誤送信、紛失等に備えたデータ漏洩対策の重要性は理解していても、セキュリティ強化は管理者や利用者に負荷がかかるため対策が進まないケースも少なくありません。

そこでおすすめするのが「指紋認証」を活用したセキュリティ対策です。Windows PCに指紋認証を簡単に導入できるUSB接続の指紋センサーなら、現場のパフォーマンスをなるべく落とさずにセキュリティを確保できます。
 
ラトックシステム製のタッチ式USB指紋認証システムセット「SREX-FSU4G」「SREX-FSU4GT」には、指紋を使ったログインやファイル管理が可能な「OmniPass SE」を標準で添付。社内システム改変の必要なく、企業所有のモバイルPCや共用PCなどへの適用が可能です。


ノートPCへスマートに追加
SREX-FSU4G


延長ケーブルとのセット
SREX-FSU4GT


いずれもOmniPass SEを標準添付

ネットワーク上のグループで指紋認証を活用

単体での利用は導入しやすい反面、指紋を登録したPCでの認証に限られています。そのPC単体の紛失や不正アクセスの対策にはなりますが、グループでデータをやり取りする際はパスワードのみとなってしまいます。
 
そこで、ひとつのユーザー情報をもとに複数台のPC、複数拠点での指紋認証に対応しているのが、OmniPass Enterprise Edition V5です。今回発表したのは、Windows Server 2022など最新OSにも対応した5世代目となります。OmniPass Enterprise Editionは、指紋を登録したPCだけでなくサーバー上のActiveDirectoryユーザー情報にももつことで、複数PCでの認証を実現しています。暗号化フォルダやファイルを特定メンバーの指紋のみで復号できるように設定し、不正アクセスや誤送信の際の漏洩リスクを低減することも可能になります。

なお、指紋認証に必要なデータは、特徴点のみが暗号化された状態で保存されています。万一指紋データが漏洩したとしても、これをもとに指紋を生成されることがなく安心です。

Windows Server ネットワークに指紋認証を追加できる「OmniPass Enterprise Edition」

OmniPass Enterprise Edition(以降、OmniPass EE)は、構築済みのWindows Server(ActiveDirectory)へ指紋認証プロセスを追加するシステムです。
 
指紋情報はActiveDirectoryコンテナを拡張して保存されます。
クライアントPCとユーザーが、ActiveDirectoryとドメインにアクセスする環境であれば、遠隔地からでも認証できるのが大きな特長です。指紋センサーは、前述の「SREX-FSU4G」「SREX-FSU4GT」を使用します。これらのセンサーは市販しており、メンバー追加時も入手が容易です。
さらに指紋センサーの旧モデルSREX-FSU3、SREX-FSU2にも対応しているため、すでに導入済みの場合も買い替える必要なくOmniPass EEと連携できます。

✔ Active Directoryアドオンでユーザー管理の負担を軽減

OmniPassサーバー機能は、MMC(Microsoft管理者用コンソール)のスナップインとして提供されます。Active Directoryのユーザー情報に、指紋情報のコンテナを追加。使い慣れたインターフェイスを使ってユーザー情報をサーバで一括管理、管理者の負荷を軽減します。

✔ 指紋認証をパスワード代替や二要素認証に利用

ユーザーごとだけでなく、Windowsログオン、Webサイトのログイン、ファイル暗号化などの操作ごとに認証規則が設定できます。特にセキュリティを高めたい部分のみに、パスワードと指紋の二要素認証を導入することも可能です。

 

OmniPass EEの対応環境と価格

Windows Serverにインストールするサーバーパックと、クライアントPCにインストールするクライアントライセンスからなります。PCの台数やユーザーが増えたときは、クライアントパックと指紋センサーを追加することで容易に指紋認証を適用することが可能です。

💿 OmniPass EE V5サーバーパック

【対応OS】
Windows Server 2022 / 2019 / 2016 / 2012R2 / 2012(Active Directoryが正常に動作していること)
※ビルトインアカウントの認証にはお使いいただけません。
【価格】
250,000円(税別)

💿 OmniPass EE V5クライアント

【対応OS】
Windows 11 / 10(64bitのみ対応)
※サーバードメインへ参加できるエディションが必要です。
【価格】(いずれも税別)
5ライセンス:60,000円、10ライセンス:120,000円、25ライセンス:250,000円、50ライセンス:380,000円、100ライセンス:680,000円
 

 
Webミーティングのご希望、ご不明な点などございましたら、以下よりお気軽にお問い合わせください。

旧バージョンのOmniPass EE(V3/V4)をお使いのお客様

当社サイトにてアップグレード販売のお申し込みを受け付けています。サーバーをWindows Server 2022に更新した、あるいはクライアントPCにWindows 11モデルが追加された場合は、アップグレードをしていただくことで、引き続きOmniPass EE をお使いいただけます。
 
【バージョンアップに際してのご注意】

  • サーバーとクライアントのアプリケーションは同じバージョン番号で運用いただく必要があります。(サーバーがOmniPassEE V5 であれば、クライアントもOmniPassEE V5をご使用ください。)
  • OmniPassEE V5は全ての32ビットOS、Windows8.1、7などが未対応です。